救急医療週間①鼻血

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こんにちは!めばえです

 

今日は2023/09/09

9  9   の日
救  急
救急の日とは…
「救急の日」及び「救急医療週間」は、救急業務及び救急医療に対する国民の正しい理解と認識を深め、救急医療関係者の意識高揚を図ることを目的に、昭和57年に定められ、以来、9月9日を「救急の日」、この日を含む一週間(日曜日から土曜日まで)を「救急医療週間」としています。

要するに、救急について知ろう!という日です。

例えば、
救急車はどんな時に呼べばいいのか?
怪我をしたときに、どんな応急処置をしたらいいのか?
熱が出たり、痙攣が起きたり、
自分の目の前で人が倒れたら、どういう対応をとればいいのか?

などを知って覚えておこう!ということですね。

人の命について考えると、
とても奥深く難しいことのような気がしますよね。
それに、
救急医療に携わる人でなければ、普段からこういったことに関心を持つことがないと思います。

だけど、もしも、
自分が、自分の家族が、一緒に出かけている友人が
何かのトラブルに見舞われた時、
少しでも知識があれば、応急処置ができたり、助かる命があります。

今日から1週間は「救急医療週間」でもあるので、
この機会に、一度救急についての理解を深めてみましょう。

 

さて、今日は“鼻血”についてです。

鼻血(いわゆる鼻出血)は、日頃から、誰にでも起こりうる身近な症状のひとつです。

鼻をぶつけてたり、鼻炎や副鼻腔炎などの炎症によって鼻粘膜の血管に傷がつき、出血します。

鼻粘膜には血管が豊富にあり、とくに、鼻の穴を左右に分けている壁(鼻中隔)の入口あたりにある「キーゼルバッハ部位」は、外からの刺激を受けやすく、ここからの出血が鼻血の約7割~8割を占めていると言われています。

自分の目の前で、鼻血を出している人がいたら、慌てずに応急処置することが大切です。

鼻血が出たとき、もしくは、鼻血を出した人を見かけたときに行う応急処置の方法を紹介します。

鼻血が出るとびっくりしてします人がいると思いますが、まずは落ち着きましょう。

◇下を向いて俯くようにしながら、鼻をつまむ。
椅子などに腰かけ、小鼻の柔らかいところを片手で5~10程つまみ、安静にします。
この時にいちばん気を付けないといけないことは、上を向かないことです。
上を向くと、血が喉のほうに垂れていき窒息の危険があったり、飲み込んて気分が悪くなって嘔吐してしまいます。
座った状態がしんどい場合は、頭側を少し高くした状態で、どちらかの方向を向いて寝た姿勢をとりましょう。喉のほうに垂れてきた血は、口から吐き出します。決して仰向けには寝転ばないようにします。

※ティッシュや脱脂綿などを鼻につめるのはよくないです。
鼻粘膜を余計に傷つけてしまったり、取り出せなくなる恐れがあります。
血がとまるまで、垂れ出てくる血が気持ち悪い時は、ティッシュをつめずに、下で受けるようなかたちで使用しましょう。

※20分以上押さえても、鼻血が止まらない場合は、病院へ受診しましょう。
多くの場合は、15分程度で出血が止まりますが、それ以上ダラダラと出血が続く場合は、病院を受診したほうがいいです。
また、出血量がダラダラではなく、明らかに出血量が多い場合も、すぐに病院に受診しましょう。

※血をさらさらにするお薬を内服している人は出血が止まりにくいのでより注意が必要です。

※単発的な鼻血ではなく、繰り返している場合や、鼻血以外に発熱などの症状がある場合も注意が必要です。病院に相談しましょう。

とにかく、落ち着くこと!
そして、下を向いて、鼻をつまむ!

今日は、鼻血が出た時の応急処置について、簡単に紹介させていただきました。

参考にしてみてくださいね!!

次回は、「救急車の適正利用について」を発信予定です。

こちらも是非ご覧ください。

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